お金を増やすための物語

お金

”こんなに働いているのに、どうしてお金がたまらないのだろう”(引用:バビロンの大富豪より)
お金に関する本を紹介します。物語になっているので普段本を読まない人にも読みやすい。

1.バビロンの大富豪

バビロンの大富豪

お金持ちになるには?この本を読んで当たり前と思う人もいると思うが、ではあなたは本当にそれができている?できていたらもうお金持ちになっているはずだよね?昔の物語だが、基礎的な考え方は現代においても通じる。

”「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない”(引用:本書第三話より)

物語風になっていて読みやすいので、普段本を読まない人にもおすすめです。

1.1.基本データ

タイトル:バビロンの大富豪
作者:ジョージ・S・クレイソン
出版社:グスコー出版
ページ数:205
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4901423120

2.2.評価

ウォルの独断と偏見による勝手な5段階評価
おススメレベル:★★★★☆
難易度:★☆☆☆☆
頁コスパ:★★★★★
お値段:★★☆☆☆
※おススメ:★多い方がおススメ。★4,5は絶対読んで欲しい!
※難易度:★多いほど難しい、理解しがたい
※頁コスパ:役立つページ数 ★20%以下、★★★★★一字一句見落とすな!
※お値段★千円未満、★★千~2千円、★★★2~3千円、★★★★3~5千円、★★★★★5千円以上

2.3.本のポイント

物語になっている。
古代バビロンの市民は世界で最も裕福な人々だった。

書いてあることは、少しでいいからお金を貯めて投資すること。継続的に。

最初の主人公は、働いても働いても裕福にならない戦車職人バンシア。大富豪アルカドに教えてもらいに行く。アルカドは最初からお金を持っていたわけではなく、最初に持っていたのは、金持ちになりたいという大いなる望みだけだった。

後半は、奴隷の身分に落ちてしまった駱駝商人ダバシアの話。

2.4.感想・思ったこと

古代バビロニアの話である。この時代は記録媒体は紙も無い時代なので、記録は粘土板である。
この本が出版できたということは、掘り起こした粘土板を解読したからだ。
その粘土板に記録されていたことは、ダバシアという男の借金の返済記録だった・・・。
調査隊や歴史学者、粘土板を解読した多くの方々に感謝したいと思う。

2.5.本の目次と概要

プロローグ こんなに働いているのに、どうしてお金が貯まらないのだろう。

第一話 財産を築くには不滅の「原則」があった
ー稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておく。

第二話 富をもたらす黄金の「七つの知恵」とは

第三話 「幸運の女神」が微笑む人間とは
ー「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない。

第四話 金貨の袋か、「知恵の言葉」が刻まれた粘土板か
※君は、「金貨の袋」か「知恵を刻んだ粘土板」のどちらが欲しい?

第五話 自ら稼いだ資金の運用は、こうして決める
ーより慎重な選択こそが、大きな後悔から身を救う。

第六話 「強固な城壁」は、人々を恐怖や不安から守ってくれる
ー安心なくして我々は生きられない。

第七話 奴隷に成り下がっても、「人間としての誇り」を忘れかなった男
ー決意あるところ、道は開ける。

第八話 「バビロンの知恵」は現代にも通用するか

第九話 幸福ーそれは「労働の喜び」を知ること

おわりにー富が支えていたバビロンの繁栄(物語の舞台とその背景)

2.タイトル

星の商人

バビロンの大富豪はどちらかと言うと、お金の”貯め方”がメインだが、
こちらは、商人として(何かを売って)お金を”稼ぐ”ための非常に重要な考え方が書かれている。
価値を他人に提供し、収入を得るにはまずこの本を読め。

物語になっていて読みやすいので、普段本を読まない人にもおすすめです。

2.1.基本データ

タイトル:星の商人
作者:犬飼ターボ
出版社:サンマーク出版
ページ数:109
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4763196521

2.2.評価

ウォルの独断と偏見による勝手な5段階評価
おススメレベル:★★★★☆
難易度:★☆☆☆☆
頁コスパ:★★★★★
お値段:★★☆☆☆
※おススメ:★多い方がおススメ。★4,5は絶対読んで欲しい!
※難易度:★多いほど難しい、理解しがたい
※頁コスパ:役立つページ数 ★20%以下、★★★★★一字一句見落とすな!
※お値段★千円未満、★★千~2千円、★★★2~3千円、★★★★3~5千円、★★★★★5千円以上

2.3.本のポイント

物語になっている。
故郷の漁村を出て、大商人を目指して湾岸都市に来た、レキ(主人公)とスタム(友人)。
二人は、賢者から最初の秘訣を教えてもらったが、レキとスタムは考え方が合わず、別な道を進む。
他人に協力して成功を目指すのか、競争に勝つことで成功を目指すのか?

2.4.感想・思ったこと

商売をしてお金を稼ぐ、最も重要なことが書かれているように思いました。
この本に書かれていることを忘れずに、行動したいものです。

2.5.本の目次と概要

第一章 湾岸都市の賢者

第二章 信じる者と疑う者

第三章 羊皮紙に隠された秘密

第四章 ソルフィ号の船出

第五章 バディス

第六章 レキネス

第七章 魔物との対決

第八章 星の商人

あとがき

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