配置・色使いデザインを学ぶ本

デザイン

Web作成、資料作成、チラシなどを作る、魅せるデザインを作りたい。デザインが悪いと内容が良くても見てもらえない。重要なポイントは見やすさと与える印象です。どのようにすれば見やすく、よい印象を与える効果的なデザインになるのでしょうか。

1.ノンデザイナーズデザインブック

紙面などに文字などをどう配置するかなどが学べます。もう心理学ですよ。この本は買いです!

The Non-Designer's Design Book

ウォルが購入したときは白黒版しかありませんでした。今はカラー版が出ています。
紙面がモノクロからカラーになっただけでなく、色についての説明も追加されています。

一番右が最新版

1.1.基本データ

タイトル:ノンデザイナーズデザインブック
作者:ロビン ウイリアムズ
出版社:毎日コミュニケーションズ
ページ数:150
ISBN4-89563-007-2(初版)
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4839955557(4版 カラー版)

1.2.評価

ウォルの独断と偏見による勝手な5段階評価
おススメレベル:★★★★★
難易度:★★☆☆☆
頁コスパ:★★★☆☆(重要なのは前半分。後ろ半分はオマケ)
お値段:★★☆☆☆
※おススメ:★多い方がおススメ。★4,5は絶対読んで欲しい!
※難易度:★多いほど難しい、理解しがたい
※頁コスパ:役立つページ数 ★20%以下、★★★★★一字一句見落とすな!
※お値段★千円未満、★★千~2千円

1.3.本のポイント

紙面に文字などを配置する場合、どう考えて配置するのが見やすくて、効果的か。
文字の大小、グループ化、配置、フォントなど。
その選択によって人に与える印象は大きく異なってくる。

中央揃え:素人っぽい、高級、格式高い
左揃え:ビジネス、技術向き

1.4.感想・思ったこと

かなり昔、本屋で見つけた本。少ない頁数、白黒、紙質も悪い、そのくせに高い・・・。
売る気あるのかこの本?誰が買うんだこんな本!と思った。
パラパラめくってみた。
あ?この本買おう!と思ってレジに持って行った・・・。

見た人がどう感じるか?どうすればそのイメージが出せるか。
大きさ、配置などによって、見る人の視線をコントロールできるなんて考えたことも無かった。
目から鱗どころか角膜までもが落ちてしまった・・・。

1.5.本の目次と概要

1.The Joshua Tree Principle

序章です。

2.近接

各要素を近づける、遠ざけた場合の効果。見た人が見やすく、理解しやすくなります。

3.整列

左寄せ、右寄せ、中央揃え。見た人が見やすく、理解しやすくなります。

4.反復

一貫性

5.コントラスト

対比させて効果を出す。

6.復習

空白の重要性について書かれている。
↑ここまでが重要。

7.活字(と人生)
8.活字のカテゴリー
9.活字のコントラスト
10.さあ、わかりましたか?
11.クイズの答え
12.この本で使った書体

2.デザイン力の基本

デザイン力の基本

2.1.基本データ

タイトル:デザイン力の基本
作者:ウジトモコ
出版社:日本実業出版社
ページ数:224
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4534057112

2.2.評価

ウォルの独断と偏見による勝手な5段階評価
おススメレベル:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
頁コスパ:★★☆☆☆
お値段:★★☆☆☆
※おススメ:★多い方がおススメ。★4,5は絶対読んで欲しい!
※難易度:★多いほど難しい、理解しがたい
※頁コスパ:役立つページ数 ★20%以下、★★★★★一字一句見落とすな
※お値段★★千~2千円

2.3.感想・思ったこと

デザインで考慮すべきことが一通り書かれています。多数のことが浅く書かれています。
内容は浅く広くという感じです。

かなり広いです。写真の撮り方やプレゼン資料の作り方にも関係します。

2.4.本の目次と概要

第1章 いきなり手を動かさない

何のために資料を作るのか、明確にせよと書いてあります。設計の仕方ですね。
大事なところ:「誰が見るのか」を具体的に思い描く、第一印象に、二度目は無い

第2章 「これは違う」をまず決める

少なくともこれは違う、を先に出しておくとデザインしやすくなる。

第3章 欲張らない

沢山詰め込めば良いわけではないので、いらないものを捨てる。
空白←重要。

第4章 空気をつくる

雰囲気を作る。色や字体、写真やイラストなどの選び方で雰囲気が変わる。

第5章 適切な「フォント」を選ぶ

可読性を優先し、高級感が出るフォント、ビジネス向けのフォントなど。

第6章 「色数戦略」と「王道の3色ルール」を使いこなす

色は2~3色の組み合わせ

第7章 「写真」「イラスト」のこれだけは知っておきたいこと

機能、印象を重視して選ぶ。写真はライト(光源)、構図が重要と書いてありました。

第8章 そろえる&まとめる&目立たせる

同じデザインで揃える。
デザインで視線を誘導する←ここはノンデザイナーズデザインブックの方が詳しい
左、中央、右揃え←ここはノンデザイナーズデザインブックの方が詳しい

第9章 印象に残る資料をデザインする

重要な部分の色を残し、重要でない箇所をグレーにし、目立たせる。

第10章 デザインの原理原則に沿って、つくってみよう

ダメな例などを説明しています。

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